5月の山旅

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5月も4月に続き花三昧の旅となり、九州から関西・関東まで広範囲に活動することが出来ました。

5月最初の山歩きは宮崎県の馬口岳(1435m)登山口は旧登山口(林道経由)と新登山口の2ヶ所がありますが今回は旧登山口から山頂を目指しました。画像稜線の奥に山頂があります!
旧登山口のところまで林道が続いていますが、大雨の影響等がありますので4WD車だと問題ありませんがそれ以外車両だともう少し下部にある駐車可能なスペースに駐車することになります。
登山口には親切にルート図が画像で掲示されています。
所々案内標識が設置されています。
馬口岳山頂周辺はアセビ林となっていて展望は良くないのですが、少し下った地点にある馬口石まで下るとgoodです!
馬口岩周辺は岩場で鎖も張ってありますので注意が必要です!岩場が苦手な方は巻道利用をお勧めします。
馬口石周辺はヒカゲツツジの群生地になっていて満開の花を愛でる事が出来ました!
ミツバツツジも咲いていました。
こちらは前回の馬口岳登山とは別の日になりますが、宮崎県五ヶ瀬町の霧立越に位置する白岩山・木浦山に登った際の画像となります。
白岩山岩峰の周辺ではヤマシャクヤクをはじめ、珍しい植物が分布しているのですが今年は開花が遅れていてあまり目立った花は咲いていませんでした。でも岩峰からの展望は抜群でした!
水呑みの頭(旧白岩山)周辺でツクシシャクナゲが咲いているという情報を得ていたので寄り道してみました。
水呑みの頭から下った地点にある九州最大級のシャクナゲ群生地へと足を延ばすと久々の当たり年?メチャクチャ咲いていて感謝感激でした!時間的に余裕があったのでついでにあまり登ることのない木浦山まで足を延ばしてみる事に。
木浦山まで続く尾根ではシャクナゲ祭り状態でした!
木浦山までは尾根を下りつつ、いったん林道を横切りる形となります。
木浦山山頂に到着。標識はしょぼいのですが山頂周辺はやはりシャクナゲが沢山咲いていました。途中でシャクナゲの写真を撮りすぎてここでは画像に収めていませんでした。
白岩山登山口までは山腹を巻く林道を長く歩き戻ることになります。画像は林道から撮影した木浦山です!
白岩山登山口へと戻る林道で一株だけヤマシャクヤクが開き始めていました。
宮崎県の親父山・黒岳・三尖山を高千穂町の四季見橋から周遊しました。
左側のピークが親父山で右側のピークは今回は登りませんでしたが障子岳になります。
親父山山頂手前の岩場周辺にはアケボノツツジが咲いていました。
親父山(1644m)山頂に到着。登山口から尾根コース利用で約2時間程でした。
親父山から障子岳方向に10分程進んだ場所が展望がよく、正面に祖母山を望むことが出来ます!
親父山から黒岳へと向かう稜線はアケボノツツジの並木となっています。
ツクシシャクナゲも所々に咲いていました。
黒岳山頂の手前には祖母山の北谷登山口からの登山道が合流します。
アケボノツツジ越しに見た祖母山
親父山から稜線伝いに約1時間程で黒岳山頂(1578m)に到着しました。この後、案内標識に従い三尖山へと向かいます!
黒岳から三尖山へは岩場のミックスした急な下りが続きますがアケボノツツジも咲き乱れています。足元には十分忠が必要です!
阿蘇山(涅槃像)を裏から見ています。
三尖山山頂(1474m)に到着。黒岳から約1時間でした!
無事、四季見橋の近くにある三尖山登山口に到着しました。お疲れさまでした!
福岡県豊前市の犬ヶ岳登山口から山頂を目指します。広い駐車場&トイレが完備されています。
案内標識でルート確認してスタート!
右側を進むと恐れ渕コース(今回下山に利用)、登りは左側のウグイス谷コースを使用しました。
ウグイス谷を詰めていくと一旦、林道に出ます。(案内板あり)右折して10分程林道を歩くと笈吊峠への取りつきがあります。
笈吊峠には岩場と巻道の案内板があるので選択して進みます。(1)が一番長い鎖です!
(1)の一番長い鎖場、画像が横向きになっていますが真上に向かって登って行きます。岩が濡れていたり、荷物が多い時は使用せず巻道利用することをお勧めします。過去に死亡事故多発箇所です!
高さは約40m程度かな?
岩場を登りきったと思う地点に笈吊岩標識がありますが、鎖はもう少し上部まで続きます。
視界が開け、地蔵岳から経読岳へと続く稜線が確認できます。
笈吊岩から釈迦岳へと続く稜線では満開のシャクナゲが所狭しと咲き誇っていました。
笈吊峠から約1時間ちょっとで犬ヶ岳山頂に到着しました。
下山ルートの大竿峠へと向かう登山道沿いにはブナやミズナラの新緑の森が広がっていました。
大竿峠に到着。案内板が設置されています。ここからそのまま稜線伝いに九州自然歩道を進むと求菩提山への周回コースへ行くことも出来るし、野峠経由で英彦山へ行くことが出来ます。今回は恐れ渕方面へと下ります!
案内標識で位置確認します。
今回は恐れ渕コースを下山ルートに使用しましたが、雨の後などで沢の増水や鎖場・岩場が濡れているときは滑落・転倒のリスクが高くなるので登りに利用されることをお勧めします。
兵庫県と大阪府の境に位置する能勢妙見山登山の為、兵庫県側の妙見口駅前からスタート!
登山コースは沢山あるのですが、今回は上杉尾根コースを登りに利用、下山は大堂越から黒川駅経由で妙見口駅まで戻る周遊コースを歩きます。
上杉尾根コース入口
案内標識等も整備されています。
八丁茶屋跡、レスキューポイント標識あり。よく踏まれた綺麗な登山道(尾根道)が続きます。
妙見口駅から登る事約2時間程で能勢妙見山参道鳥居に到着。鳥居の道下までケーブルカーを利用して上がってくることが出来ます。
舗装された参道から少し逸れた場所に能勢妙見山の三角点があります。
能勢妙見山山頂に到着しました!
三角点から能勢妙見山(本堂)へと向かう途中には星稜と呼ばれる変わった形の建物がありました。(今回、コロナの影響で閉館中でした)
見えているのは能勢妙見山の社務所兼、会館?本堂は右手奥にあります。
本殿?全体を撮影するのは気が引けたので看板だけ撮影。
大堂越これより左側の谷へと下ります。
大堂越から約40分程でケーブル駅(黒川駅)に到着。ここから舗装路経由で妙見口駅へと戻ります。
こんな感じのケーブルカーです。
祖母山 神原登山口から祖母山山頂を目指します。この日は雨が降っており、コース途中にある沢では増水して渡るのに苦労しましたがなんとか登頂することが出来ました!
登山口駐車場から舗装路を5分程上がると山道の入口標識が出てきます。
駐車場から約1時間程登った場所にあるご雄合目避難小屋小屋の横にはトイレも設置されています。
国見峠 お地蔵様が迎えてくれます。
九合目付近ではシャクナゲが咲いていました。
祖母山山頂は残念ながらガスで真っ白でした(>_<)
牧の戸峠から久住山を目指します。
登山道沿いにはコイワカガミが所々咲いていました。
久住山山頂はガスガスでした!
紅色が鮮やかなツクシドウダン
鹿児島県の最南端の駅にある幸せを届ける黄色いポスト
秀峰薩摩富士こと開聞岳が綺麗です。
開聞岳山麓のふれあい公園から見た開聞岳
いきなりですが2合目です!
五合目展望休憩デッキ
眼下には長崎鼻方面、その先には錦江湾を挟んで大隅半島の山々が連なっています。
九合目付近からは開聞町の海岸線が綺麗に見えていました。
開聞岳山頂に到着。眼下には池田湖や桜島?7が見えています。
翌日の霧島登山(韓国岳)に備え霧島温泉に宿泊。ホテルの庭からは高千穂峰から韓国岳へと続く稜線が綺麗に見えていました。
韓国岳も綺麗に見えていました。
韓国岳登山は暴風雨のなかの登頂となりました(>_<)
下山後は霧島温泉ホテルで冷えた身体を温めホッコリしました!
神奈川県の丹沢山に登りに行きました。登山口は沢山あるのですが今回は大倉尾根(通称バカ尾根と呼ばれています)を登り、丹沢山差高峰の蛭ヶ岳を目指すことにしました。スタート地点は大倉ビジターンタ―前です。
見晴茶屋(コロナの影響で週末のみ営業)
ひたすら尾根を登り続けるので通称バカ尾根(九州にも同じような尾根がありますね(^^))
人気のハイキングコースなので営業小屋も沢山ありますが、平日は休業中となっていました。
山中ではツツジがいたるところで咲いていました。
九州では見る事のないコケリンドウ
花立山荘
花立山荘付近からは蛭ヶ岳方面の稜線が見えていました。
塔ノ岳が近くなってくると一旦平らな登山道が出てきます。
塔の岳山頂に到着。
山頂からは薄っすらと富士山が見えています。
塔の岳山頂のすぐ横に尊仏山荘さんがあります。本日の宿泊地です!
丹沢山へと向かう稜線ではシロヤシオ・アカヤシオツツジが咲いていて綺麗でした。
笹の縦走路、雰囲気がgoodです!
丹沢山山頂に到着。塔ノ岳から1時間ちょっとの行程でした。本当は翌日、尊仏山荘から蛭ヶ岳まで軽装でピストン予定でしたが、天候が悪くなる予報が出ていたので丹沢山まで本日中に登り、翌日は早めに下山するように変更しました。
丹沢山山頂の横にあるみやま山荘さん、食事が美味しいと評判の山小屋ですが今回は泊りません。次回のお楽しみ!
尊仏山荘の夕食時間に間に合うよう急いで戻ります。
シロヤシオ・アカヤシオも共演していました。
夕食は尊仏山荘名物、カレーでした!
丹沢山下山後、伊豆の宿まで移動、翌朝はホテルのロビーから富士山が綺麗に見えていました。Mr長嶋が現役時代自主トレで利用していた宿で、近くの坂道には長嶋茂雄ロードなるものもあり、同じ道を少し歩いてみました!
伊豆の日本百名山 天城山に登りました。コースは天城高原登山者専用駐車場からスタート。万二郎岳~万三郎岳を経てスタート地点へと戻る周遊コースを歩きました。
案内板でコースを確認してスタート!
天城山でもツツジが綺麗に咲いていました。しかし、本来の目的だったアマギシャクナゲですが、今年は花期が早く残念ながら終わっていました。でも新緑が綺麗でした(^^)/
登山口から約1時間ちょっとで万ニ郎岳山頂に到着しました。山頂からは東伊豆方面の景色が広がっていました。
万ニ郎岳から万三郎岳へと向かう途中の稜線から万三郎岳を確認できました。(真ん中のピークです)
馬の背?付近からは秀峰富士山が綺麗に見えました!
コース上には要所要所に案内板が設置されいるので安心です。
天城山/万三郎岳に到着。展望はありません!
この後、万三郎岳から北側斜面へと下り、山麓を巻きながらスタート地点の天城高原の登山者用駐車場まで戻りました。

2021年は花の開花時期が何につけても早かったのでもしかしてヤマボウシも早咲きではないかと思い、長崎県島原の雲仙に位置する九千部岳を訪ねました。田代原トレイルセンターから北尾根コースを登りに利用して下山は田代原分岐から周遊コースで戻るコースを利用しました。

トレイルセンターから舗装路を100m程歩いた地点から北尾根に取りつきます。
オオタツナミソウが咲いていました。
カンアオイも咲いていました。
九千部岳山頂へと向かう途中の岩場からは眼下に橘湾の景色が広がっています。
トレイルセンターから1時間半ほどで九千部岳山頂に到着しました。
九千部岳山頂からは普賢岳・平成新山・国見岳などの雄大な景色が広がっています。
九千部岳から田代原分岐へと下る途中、眼下にヤマボウシが見事に咲いていました。でも稜線で開花が確認できたのはこの1ヶ所だけでした。
田代原牧場の山際に整備されている自然観察路から鳥甲山を見上げて。
自然観察路の展望所の傍でヤマボウシが咲いていました。
田代原トレイルセンターの道向かいにある自然観察路(九州自然歩道)入口。
トレイルセンター前から九千部岳稜線を見る。
5月最後の山は由布岳でした。正面登山口からスタートして東峰を目指しました!
由布岳/東峰側から西峰を望む。
由布岳/東峰山頂に到着しました。天候も良く360度のパノラマが広がっていました。
東峰から眼下にお鉢巡りコースを見る。
お鉢巡り核心部、岩稜が確認できます。
ミヤマキリシマが山の斜面を彩り始めていました。
5月の最後、素晴らしい山歩きが出来ました!(^^)!

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